香川県
巨木探訪:香川県(2)
8時起床。
昨夜、ホテルに戻ったのは午前2時近くであったが、意外と酒は残っていない。
天気予報では雨ということであったが、快晴。
天は我に味方したようである。
本日の探訪予定地、どこまで廻れるかは定かではないが、いざ、出陣!

まずは昨日廻る予定だったさぬき市から。
国11を東進し、志度に向かう。
日曜日の朝なので道は空いており、難なく86番札所志度寺に到着。
人気のない境内を散策しながら本堂まで来ると、本堂の屋根の上に突出して見えるのが「志度寺のクスノキ(7.1m)」である。
これも、でかい。
八方に思い切り枝を伸ばしている。
一部枯れた幹が見られるが、樹下に回るとなるほど、主幹の一部に衰えが見られる。
注連縄は張られていないので御神木というわけでもないのだろうか…。

               クスノキ
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志度寺からは国11をさらに東進し、津田で県133に右折。
ひと山越えたところで県139に右折し、少し進むと右手に富田神社がある。
高札によると「富田神社のクスノキ(8.20m)」は東讃一の大きさということである。
昨日、船山神社のクスノキを『壁』と称したが、こちらは喩えるならば『恐竜の足』とでも言おうか…。
根元は瘤々としており、樹勢はすこぶる良さそうである。
低い位置で伸びている枝には支柱が立てられている。

なお、境内の一つ上の段にはスギの巨木もある。
こちらは幹周4.4mとのことであるが、主幹が空洞化して朽ち果て、辺材部のみで支えられている。(写真略)

          スギ
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県133に戻り、少し南に下って県10に出る。
西に戻って地蔵川を渡ったところで左折し、ちょっと奥に入ったところに「道味墓地内のエノキ(4.8m)」がある。
巨大なクスノキを観た後には物足らないサイズであるが、田舎の風景にマッチして、これはこれで趣のある樹である。

          エノキ
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