真庭
巨木探訪:〜落合町(5)〜加茂川町
県66に戻る。
次は200mほど南下した左手の「万福寺のサザンカ」。
道路脇に寺への道標がある。
万福寺は全体的に建て替えられたようで、境内には小石が敷き詰められ、こぢんまりとした印象である。
サザンカは本堂の前にある。
力強い主幹は、この種の樹としてはかなりの太さなのであろう。
ちょうど花が終ったところで枝にはまだいくつかの花が残っていたが、満開の時に見てみたいものである。
ここでもまたウグイスが鳴いていた。

                サザンカ
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ところで、万福寺のすぐ近くに非常に形の良いエノキがあった。
往路で目を付けていたのだが、かなりの樹高である。
周辺に遮るものがないため突出して見える。
せっかくなので寄ってみることにした。
近くで見ると幹周は3mくらい、比較的若い樹のようである。
傍らの民家には人が住んでいないように思えた。
「上山のエノキ」と勝手に命名。

                エノキ
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落合町から加茂川町に入り、最後は往路で失敗に気付いた「桜本のタラヨウ」にもう一度寄る。
少し薄暮になりかけているが、今度は写真もばっちり。
タラヨウとしては県下で2番目の巨木とのことで、なるほど津山の安養寺、久米町の慈恩寺のタラヨウと比べるとかなりの存在感である。

                タラヨウ
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帰路は県66→県31→国429へ。
県31を走っていると、すばらしく大きな月が昇り始めたところであった。

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