真庭
巨木探訪:久世町(3)
ここで時刻は5時半を回ったところ。
さすがにまだ明るく、もうちょっと先に行けそうである。
国313を一気に勝山の町並みまで下り、そこから東進して久世町に入る。
久世の町並みに入る手前、右手にセブンイレブンがある辺りから左手前方を見ると集落の中に突出した樹が見えた。
これが今回の調査で新たに発見した『黒尾のエノキ』である。
セブンの少し先から左手の細い道を入りまっすぐ進むと変形十字路があり、そこのゴミ収集所の横が空地になっていたので駐車。
樹を目指して100mほど歩く。
辿り着いたエノキは民家の間にあり、いかにもこの集落の守り神のようであった。

                サザンカ
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これでとりあえずの予定は終了。
後はどのルートで帰るか…
陽は落ちて少し薄暗くなり始めている。
ここから津山方面に抜けて国429あるいは国53に入るか、あるいはこのまま国313を走って落合町から県30もしくは往路の県66に戻るか…
と思ったが、最後のあがきでもう1本、せっかくここまで来たのだからと以前所在のわからなかった中島集会所横のエノキを訪ねてみることにした。
中島集会所というのは環境庁データに記載されていた所在地なのであるが、前回はそれを鵜呑みにして探していた。
ところがその後の調査で、エノキがあるのは集会所ではなくて公会堂であることが判明。
公会堂はまったく別の場所なのである。
今回は確信があった。
久世の町並みに入り、しばらく進んで久世庁舎を過ぎたところで県329に右折。
すぐに『いずみ橋』があるので橋の手前で左折。
そのまま進んで目木川にかかる紫雲橋の手前で細い道に右折したところが公会堂である。
そして間違いなくここにエノキはあった。
実際に行ってみると樹は2本並んで立っており、太い方の樹は幹の背面に裂け目が生じている。
見た感じでは細い方の樹がエノキ、太い方の樹はムクノキに見えるのだが…
とりあえず薄暮の中で本日最後の写真を撮った。

                サザンカ
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後は一路帰るのみ。
結局落合町から往路をそのまま帰ったのだが、途中から広域農道→国429と道を変更。
理由は下加茂でコンビニに寄りたかったから(^.^)

帰宅は8時過ぎ、本日の走行距離は約240kmに及んでいた。

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