蒜山方面
巨木探訪:蒜山方面(1)
5月最終の日曜日、蒜山方面を訪ねてみることにした。
蒜山と言えば旧川上村、八束村、中和村である。
3つの村を合わせるとかなりの数の巨木があるので、とても一度の探訪で済むわけがない。
どのようなコースで回ろうかと巨木の位置を地図上にポイントしてみて気がついた。
巨木の大部分が国482沿い近くに位置しているのである。
もちろんとんでもない山の奥の樹もあるが、それは次回の探訪までおあずけ、ということで…

ルートとしては、今回は高速道を使うことにした。
蒜山まで行くとなるとさすがに一般道では時間がかかりすぎるし、蒜山インターで下りて国482→国313と帰って来ればうまくコースが出来上がる。
いざ往かん、蒜山!

高速道を使うと流石に早い。
12時半頃に家を出て、2時には蒜山に到着。
まずはインターを下りたところの十字路を左折。
1kmほど西に向かうと県58、県113との三叉分岐になるので県113に進み、300mほど行くと右手に徳山神社がある。
鳥居をくぐると一段高くなった拝殿の左手に立っているスギが県下第6位の「徳山神社の大スギ」である。
幹周は7.7mということなのであるが、なにかいまいち迫力に欠ける…と思って横手に回ってみたら、いやいや、立派な姿である。
実はこのスギは2幹で、1幹はさらに数本に分かれている。

                スギ
地図はこちらへ

Tシャツ1枚で出かけたのだが、写真を撮っていると肌寒い。
さすが蒜山。

国482に戻り今度は東に向かう。
三叉分岐点から500mほど、『延助』のバス停のところで右折。
高速道の下をくぐって道なりに1kmちょっと進むと左手に鳥居がある。
ここの四つ辻から右手に延びる細い道が茅部神社の参道である。
この参道、かなり長く7〜800mもあろうか…道沿いにずっとサクラが植えられており、桜の名所のひとつだそうである。

神社に着いて目的の樹を探す。
ここには4mのスギがあるがあるはずなのだが…見回してもそれらしき樹はない。
本殿右手の末社の傍にあるスギがいちばん大きいようであるが、それでも3mくらいか…。
写真を撮りながらふと気付くと、近くに大きな切株が3つもあった。
サイズからしておそらくこれが4mのスギなのであろう。
茅部神社のスギ、現存せず。

                スギ
地図はこちらへ

参道を鳥居のところまで戻る。
ちなみに、この鳥居は明神型の石の鳥居としては日本一の大きさらしい。
そんなに大きくは見えないのだが、ま、そういうものか…。
           石の鳥居


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