吉備津方面
巨木探訪:吉備津方面(2)
吉備津彦神社の続き。 本殿から下り、境内の東端の方(駐車場の反対側)に歩くと高い樹がある。
指定保存樹、130選のムクロジである。
地面には昨年の実がまだ散らばっていた。
ムクロジの実の皮にはサポニンが含まれていて、水でこすると泡立つので昔は石鹸の代用品になったそうである。
また種は黒くて大変硬く、正月の羽根つきの羽根の頭の部分に使われるそうである。
記念に3個ばかり拾って帰った。
                クスノキ

ムクロジのある場所から南側、稲荷神社がある方向に歩いて行くと、左手の木立の中に130選のアラカシがある。
この樹はなぜか指定保存樹ではない。
木立の中ということもあって、うっかりすると見逃しそうな樹である。
                クスノキ

吉備津彦神社の次は福田海(ふくでんかい)本部。
それは何だ?と思われるかもしれないが、福田海は宗教法人のひとつである。
吉備津彦神社の駐車場の前の道を吉備中山の山裾に沿って1kmほど西進すると福田海本部に着く。。
ここは全国の牛の畜魂を供養する『鼻ぐり塚』で有名であり、鼻ぐりの数、およそ700万。かつてウルトラマンエースにも登場していたことがある(らしい)。
それはさておき、ここの正面入り口脇に目的のムクノキがある。

                クスノキ
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ちなみに『鼻ぐり塚』を見るためには100円の護摩木を買う必要がある。
そこまでの興味はなかったので樹の写真を撮っただけで辞した。


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