旭川を下る
巨木探訪:旭川を下る(2)
春日神社に入って来た道をそのまま直進すると、100mも行かぬうちに旭川西岸沿いの道に出る。
右折してすぐに道が細くなり、対向車専用信号があるので合流には要注意。
200mほど先で道は二股になっているが、川沿いの方の道(県道213号線)を進む。
前を走っている車に釣られないよう要注意。
400mほど走ると道の左右に亙って岡山製紙の工場がある地区になるが、ここの右手に市指定保存樹の「内宮のクスノキ」がある。
樹下に車を停め、しばし眺める。

                クスノキ
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213号線に戻って500mほど進み、岡山製紙の工場群が途切れた少し先を右折し、松寿寺に到着。
境内まで車で入れるので問題なし。
ここには市指定天然記念物「鬼子母神エンジュ」がある。
推定樹齢500年というこのエンジュは幹が二つに分かれて空洞を生じている。
1744年、この空洞から光明を放った鬼子母神像が出現したそうで、深夜にこの空洞をくぐると子供に恵まれ、また安産であると言い伝えられている。

           エンジュ
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再び川沿いに戻る。
800mほど南下すると、右手に高い樹が見える。
指定保存樹「妙法寺のクロガネモチ」である。
右折して土手を下り寺の前に車を停める。
このクロガネモチは番町伊勢神社のクロガネモチと樹同士で会話ができるのだとか。
以前は2幹とも伸びていたのだが、現在片方の幹は途中までしかない。
それにしても樹同士のテレパシーというか樹ネットワーク、あっても不思議ではないような気がする。

                クロガネモチ
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