項  目

建部町(1)

建部町(2)

建部町(3)

建部町(4)

建部町(5)

建部町(6)

建部町(7)

 






訪問日
2009年
  夏
使用車種
 車

備 考
特になし


参考になったHP



建部町
巨木探訪:建部町(4)
「堂萬の大樫(建部町三明寺)」町指定
三明寺は大変な山の中である。
三明寺に至るには川口字高浜の福渡小学校横を通って字名原尾、字赤田を経て登って行く道と、川口から県30を北上し鶴田の旭川第二堰堤の手前から登って行く道(県456)と、2つのルートがある。
私は前者のルートを選んだ。
理由は目的地まで直線的に近いことと、昔、赤田に友人が住んでいたので何度か足を運び、多少なりとも土地勘があったからである。
しかし山の中の道は非常にわかりづらいので地図は必携。
細いくねくね道、いくつもある分かれ道、途中何回も地図を確認しながら進まないと自分の現在地さえわからなくなってしまう。
さて、川口の大正池の横から左手に山中に入って行き、くねくね道を登ると赤田に着く。
ここから県456へと進み道を辿っていくと県375に合流する。
さらに2km近く北上して行くと、久米南町中籾で竜山国民体育館とコミュニティハウスのある場所に出る。
ここで左折し50m先の二又を右手に。
道なりに400mほど進んだ所の道路脇に「堂萬の大樫」が立っている。
少し手前に道路の広い所があるので車はそちらに停めて歩いた。
ちなみにこの辺りは道を一本挟むと隣の町というような所である。
樫の樹は樹齢約500年、どっしりと根を下ろし数多くの枝葉を繁らせている。

                クスノキ
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「入野のアベマキ(建部町三明寺)」町指定
三明寺は山の稜線に沿って細長く4kmほど続く地区である。
堂萬の大樫から200mほど戻って左手の道に入り、さらに北上して行く。
この道はまさに建部町と久米南町の境界線そのものである。
1kmちょっと進んだところの三叉路を左手に曲がり、100mほど進んだ右手の山の斜面に「入野のアベマキ」がある。
少し先に公民館があり、その前の道路が少し広いので車はここに停めた。
アベマキは幹周3m未満で巨木というにはちょっと小振りの樹である。
入野地区からの下りは公民館からそのまま直進方向に下りて行き県70に出るのだが、人や車はしばらく通っていないのではないか、と思わせる道であった。

                クスノキ
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「大蔵の大エノキ(建部町和田南)」町指定
県70を鶴田まで下りて来て県30に合流、右折。
200mほど先の右手に山の中に登って行く道があるので右折。
この道がまたすごい道で軽四のローギアを使わないと登れない。
3km近く登って行くとようやく視界が開け、和田南の大蔵地区の集落がある。
大蔵の公民館を目印にしていたのだが、ここで道に迷ってしまった(公民館に気がつかなかったのである)。
車を止めて地図を見ていると、近くで農作業をしているおじさんが近づいて来た。
「どこに行きんさるんかな?」
と親切に声をかけてくれたので
「この辺に大きなエノキがあると聞いたので見に来たんですが。」
と答えると
「ああ、そりゃあ○○のところじゃな。少し引き返して左に入って突き当たりまで行ったらええ。」
と教えてくれた。
念のために
「そこで車を回転できますか?」
と訪ねたら
「ほん。広うなっとるからできるよ。」
とのこと。
安心して教えられた通りに進むとエノキが見え、その先をくるっと回ると…
そこは民家の庭先だった。
そりゃあ回転できるよなぁ…(笑)
しかも庭先にはその家のばあさんが居た。
突然表れた自動車に振り向くばあさん、もう逃げも隠れもできない。
正直に「エノキを見せてください」と言い車を降りると、何事かと主人まで庭先に出て来た。
「写真を撮ってもいいですか?」と許可をもらい、とりあえず樹を撮影。
エノキは樹齢約500年、蔓が絡まった風格のある樹である。
この家の守り神でもあるのだろう。
あまり長居をしても悪かろうとさっさと写真を撮り、丁重に礼を述べて辞した。

                クスノキ
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