項  目

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岡山市から東へ3

熊山天然杉

熊山町

観音院と牛窓






訪問日
2010年
6月18日
使用車種
普通車

備 考
特になし






岡山市から東へ
巨木探訪:熊山町
6月の土曜日、珍しく仕事が定時で終ったので、ちょっと近場を探索しようと熊山町に出かけた。
熊山町の巨木は「熊山天然杉」しかない、と思っていたのだが、その後の調査で他に2本の巨木が存在するかもしれないのである。

まず1本目は「奥吉原正八幡宮のムクノキ」。
奥吉原といえば熊山天然杉のある山の麓である。
実はここには一度来ていた。
第1回目の熊山天然杉の探索の際、所在地が明らかでないまま闇雲に奥吉原を訪れ、ここであろうか、と立ち寄ったのが正八幡宮である。
その時にはムクノキの巨木に気付かなかったが、もしかしてスギばかりに心を捕われていたせいだろうか。
とりあえず確認せねばならない。

正八幡宮までのルートは何の問題もない。
境内に入ると目に付いたのは右手にある大きな切株。
資料では幹周4.9mということなので、どうやらこれが目的のムクノキだったようである。
前回には切株にも気付いていなかった…。
あらためて周囲を見渡すと、他にも数本のムクノキなどがある。
その中で唯一巨木と呼べるのがこのムクノキであろうか、幹周はかろうじて3mというところである。

  スギ  スギ

次は「沢原のエノキ」。
ここはマイミクTOさんのお膝元である。
奥吉原から熊山橋を渡って県79を直進。
資料の地番によると、そのまま沢原地区で佐伯町方面に右折して150mほど進んだ右手の民家にあるはずである。
しかし通りすがりに目を遣ってもそれらしい樹は無かった。
伐採してしまったのだろうか…?

あっけなく探索が終ってしまったので帰路に着く。
400mほど北の信号を左折して桜ヶ丘団地に向かって西進していたところ、可真下地区で道路左手に良い姿形の樹が立っていた。
進行方向から見ると幹周はいまいちのようであるが、せっかくなので立ち寄ってみることに。
車を停めてみると周囲は小さな公園になっており『可真下龍王公園』の立札がある。
樹に近寄ってみて横手に回ると…以外にもかなりの幹周であった。
推定4m弱というところであろうか。
樹下には『八大龍王勧請之碑』があり、傍らの説明板によると勧請されたのは文政4年。
それ以前から樹だけがあったとは考えにくいので、勧請の記念に植えられたとして樹齢は200年足らず。
実際、樹肌も若く樹勢も良い。

           スギ

思わぬ拾い物をして、気分良く帰宅。
それにしても「正八幡宮のムクノキ」といい「沢原のエノキ」といい、失われてしまったのは惜しい。
今回の資料は『岡山の巨樹老樹名木』で1987年の出版であるから、ここ20年くらいの間の出来事である。
他所でもこういう事例は多々あるのだが、巨樹巨木はどんどん減っているように思える。
かといって、私に何ができるわけでもないのだが…


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