勝田町
巨木探訪:勝田町(1)
酷暑の候、8月である。
暑いのは重々承知であるが、天気が良ければ出かけねばならない。
今回もなるべく遠くへ、ということで、岡山県の端のひとつ、西粟倉村を探訪地に決めた。
西粟倉村に至るにはまず国374を北上し、林野から県51を北上。
旧勝田町杉原で国429に入って大原町経由で進んで行くか、杉原から県7を北上し右手から林道経由で入るか、のどちらかである。

常道的には国429であろう。
しかし大原町を経由するということは、当然ながら大原町の樹も探訪するということである。
そうするとここで問題になるのは東粟倉村。
西粟倉村と東粟倉村と大原町すべてを一度で周ることは不可能である。
西粟倉村と東粟倉村だけでは大原町が中途半端になるし、西粟倉村と大原町では東粟倉村が浮いてしまう。
ならば勝田町と西粟倉村を組み合わせてはどうか?

地図を見ていただければわかると思うが勝田町は南北に長い。
そして調べたところでは探訪予定地は南端、中央部、北端に分散している。
それらを踏まえた上でルートを考えてみた。

まずは国374で林野に到着。
ここで右折して一旦国179に入る。
目的は林野神社のケヤキ。
以前探訪した時には夕暮れだったので、満足な写真も撮れなかった。
とりあえずもう一度ちゃんと見ておきたかったのである。
かといってあまり時間をかけるわけにもいかないので、早めに切り上げて県7に向かった。

               ケヤキ

上述の勝田町杉原の交差点の角にコンビニがあるので、ここで昼食。
メニューは本日もぶっかけそばと手巻き寿司である。
昼食の後は、まず国429を2km弱東進。
目指すは馬形地区にある「堅皮桜」である。
所在地がピンポイントで分かっていたわけではないが、どうやら国429沿いにある馬形郵便局の向かい側の道を入って行った辺りにあるようである。

郵便局前で右折し、とりあえず田んぼの中の細い道を突き当りまで進む。
途中の田んぼにはそれらしき樹影は無し。
突き当りで右折し山裾に沿って進むが、やはりそれらしき樹影は見当たらない。
道なりに右にカーブし川沿いに走ると元の位置に戻る。
ふむ、これは根本的に間違いだったか…と、もう一度山裾に目を遣ると、先ほどの突き当りから少し右手に何やら白い物が見える。
お、これはもしかして杭か説明板ではなかろうか!?
再び先ほどの道を辿ると、白い物は説明板であった。
ふふふ、大当たり…思わずほくそ笑む。

「堅皮桜」は道から少し上に上がった場所にあった。
しかし樹下に行こうにも害獣対策用のネットが張られている。
ちょっと躊躇いはあったが、ま、誰も見ていないし構うまい、とネットの隙間を潜って侵入。
説明板によると、このサクラは樹高20m、目通り3.8mとのことであるが、目の前にしてみるととてもそうは見えない。
目通りはせいぜい2mくらい?…樹高も10mあるかないか…全体的に樹勢が弱まってきているのだろうか。
ちなみに資料では根元3.7mとなっている。
おそらくこちらの方が正しいのであろう。
また説明板には「堅皮桜」と記されているが、資料や万能地図では「樫皮桜」と記されている。
樫の木も堅いので、どちらにしても『堅い』という意味であろうか。

                サクラ
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