勝央町
巨木探訪:〜勝央町(3)
ここからは帰路になる。 国53を2kmほど戻って奈義町運動公園の方に入る信号を左折。

運動公園の角っこにある交差点の横に「一本松の桜」があるはずなのだが…
簡単に見つけられると思ったのに、それらしき樹は影も形もない。
『名木百選』の写真の位置から察するに、交差点の横にある更地がその位置のようである。
ということは枯死してしまったのだろう。

国53を『日本原』の信号まで戻り、県67に左折。
3kmほど走った植月北地区で信号のある交差点を右折。
250mほど先の四辻を右折し、200mほど先の変形十字路で路傍に車を停める。
この近くに「酒本家のムクノキ」という巨木があるはずである。
地図を頼りに該当する番地の民家を訪ねてみたが巨木はなし。
どうもここではないらしい。
せっかくなので少し近隣を探索してみるか、と歩いてみたところ、1軒の家の塀の外にそれらしき樹を見つけた。
樹下は空き地になっており、根元には『高仁姫宮』と刻まれた碑が立っている。
この碑の由来はまったく不明。
碑の周辺はかなりの草むらになっており、それ以上樹に近づくことはできなかったが、名木百選の立杭は確認することができた。
このムクノキ、幹の下方には洞があり、また枝分かれするあたりにはかなりの瘤がある。
なんだか凄まじく、なかなか威圧感のあるムクノキである。

                スギ
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県67に戻って3kmほど南下。
勝央中核工業団地に入る信号を右折し、300mほど先で右折。
左に大きくカーブし、まっすぐ進んだ所でT字路になるので右折。
500mほど進むと右手に大澤公会堂があるのだが、その近くに「国政家のモミ」があるらしい。
公会堂の横に車を停めて周辺を見渡してみたが…それらしき樹は発見できなかった。

再び県67に戻り、さらに南下。
中国道の下をくぐってからすぐの信号を右手に入って勝央町役場に向かう。
役場の角を右折し、次の四辻を左折。
広い道を200mほど進むと右手にエノキの巨木が見える。
「勝間田のエノキ」である。
少し進んでT字路を右折すると、エノキは駐車場の一偶に立っていた。
駐車場は月極なのであるが、ちょっとの間だったら片隅に停めてもよかろう、と進入。
手早く写真に収める。

                スギ
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ちなみに以前探訪した真福寺はここから目と鼻の先。
直線距離にすると150mくらいで、駐車場からは「真福寺のイチョウ」も見えている。
以前の探訪の時には調査不足で「勝間田のエノキ」はリストに挙がっていなかったのだが…それにしてもまったく気づかなかった。 注意しないと見えない、というのは面白いものである。

さてこれで今回の探訪も終了。
あとは勝間田で国179に入り、林野から国374を南下して帰宅。
山登りはさすがに疲れた。

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