清音村
巨木探訪:清音村
巨樹・巨木リストには載っていないが、清音村には指定天然記念物の樹が4本ある。

清音村に至るには先日紹介した国道180号線迂回路を利用する。
『総社南高入口』の交差点を今回は左折し県道469号線に入る。
1kmも行かないうちに広い四つ辻があるので右折(469号線は左折する)。
200mほど先を左折して進むと正面に八幡神社の石段が見える。
石段のそばに路駐して参道を登っていった。
ここには「イブキ」がある。
境内の右手にやや斜めに傾いた格好で立っていた。
高さはそこそこあるものの、幹周はいまいち。
幹がイブキ特有のねじれるような形になっていないところをみると、まだ樹齢は若いのであろうか。

                クスノキ
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八幡神社を後に四つ辻に戻り西進する。
清音駅の手前で道がT字になるので左折し、伯備線に並行して道なりに700mほど進むと左手の山裾に軽部神社が見える。
この神社は「お乳が出るように」という祈願で有名らしい。
それはさておき、ここには「ムクロジ」が2本あるのだが…
2本とも巨木というにはあまりにも小さい。
幹周も樹高もたいしたことはなく普通の樹木レベルであった。
(写真はそれでも大きい方のムクロジ)

           クスノキ
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さて、次は八柱神社の「ナギ」である。
先ほどのT字まで戻りそのまま北方向へ直進。
100mほど先のT字を右折し300mほど東に戻るとJAがあるので、その手前を左折。
まっすぐ進むと500mほどで清音小の横を通って270号線に戻る。
右折してすぐに左側の道に左折。
そのまままっすぐに進むと800mほどで左手に神社が見える。
隣にコミュニティハウスがあるので車の進入は可。
ナギという樹はリストにも出てこないし、どんな樹かと思ったのだがヒノキ科である。
さてここのナギ、これまた幹周も高さも並レベル。
ただ、初めて見た珍しさと幹の樹肌の模様が作り物っぽくて面白くはあった。

                クスノキ
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結論として、清音村は期待はずれ。
ま、そういうこともあろう。
しかしこの4本の樹、なぜに天然記念物に選ばれたのか、その理由は不明のままであった。

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