総社市
巨木探訪:総社市(2)
作原から少し進んで美袋地区に入ると右手の道路脇にこんもりとした杜が見える。
美袋八幡宮の杜であるが、ここに市指定のラカンマキがある。
通り過ぎてすぐ右手の道を下りるとJAの空地があるのでそこに駐車。
ラカンマキは幹周3mでこの種としては県下一とのこと。
見た目はパッとしないがもともとそんなに大きくなる種ではないのでこれで充分なのであろう。
杜の中でいちばん大きいのは道路にはみ出しているクスノキで、こちらは幹周4.5mである。

                クスノキ
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次は美袋八幡宮の少し手前にある下倉橋を渡る。
川沿いに東に戻り、道が右手にカーブして開けた先の右手に草田八幡宮があり、ここには幹周5mを越すモミがある。
先日の吉備中央町天福寺のモミも立派であったがこちらの方が幹周では勝り、データ的には県下で第3位であるのだが、惜しむらくは樹冠が欠けている。
本来ならば40mの樹高のはずなのだが天災にでも遭ったのであろうか。
根元には一部治療痕も見られる。

                クスノキ
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ここの社叢は市指定になっているだけあってかなり立派なスギもあった。

来た道を国180まで戻り1kmちょっと進み、左手にある槻大橋を渡る。
渡ってすぐ右手の土手の上の道を50mほど行くと突き当たりにムクノキがある。
半分はツタに覆われ、主幹には大きな裂け目がある。
樹高はあまり高くないが幹周は6mくらい、傍に小さな社があるので守り木なのだろうか。

           クスノキ
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