津山市
巨木探訪:津山市(1)
天気が良いので出かけることにした。 少し日が長くなったので津山市あたりなら大丈夫であろう。 津山に行くには前回通った『美作やまなみ街道』が早道である。
問題はやまなみ街道の入り口に至るまでのルートである。
今回は県27を北上し、赤磐市多賀から御津平岡西に抜けるルートでアプローチ。(県364)
平岡西から小鎌方面に北上すれば自然にやまなみ街道に入る。
今回は軽四で出かけたのだが、軽四で走ってみるとやまなみ街道の勾配がいかにキツいか、よくわかる。
上り勾配9〜10%のところでは、Dで走っているとだんだんとスピードが落ちてくる。
とんでもない山道でもない限り、普通は考えられない。

さて、やまなみ街道には2ヶ所だけ信号があるのだが、岡山方面から行くとその2ヶ所目が『荒神山』というところである。
ここで左折すれば国53の津山市皿に出るのだが(県449)、環境庁データによると左折してすぐの左手に「荒神山のエノミノキ(エノキ)」という樹があることになっている。
記載されている番地は『荒神山51』で、荒神山城址に向かう山道の途中あたりであろうか。
近くに集会所があったので車を停めて探してみた。
しかしそれらしい樹は見当たらない。
もしかして記載されている番地が間違っているのかも…と思いながら、あきらめることに。

そのまま県449を抜けて皿に出る。
国53の手前にある踏切で引っかかったが、ふと見ると右手の小高い所にそこそこ大きなケヤキ(?)がある。
幹周は3mくらいと思われたが、かなりの樹高。
横手の佐良山運送の敷地にちょこっと車を停め、写真を撮っておいた。

                ケヤキ
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ここからどういうルートで廻ろうか、としばし考えたが、とりあえず長法寺に行くことにして国53を津山方面に進む。
長法寺は『津山口』の信号の右手奥の方にあり『あじさい寺』として有名な寺であるが、
ここには美作名木百選のイチョウがある。
このイチョウは樹齢200年、明治時代の詩人薄田泣菫がこの樹を見て詩を思いついたということである。
境内をもう一段上がったところにはクスノキがあり、こちらは名木でも何でもないが根元がしっかりしており、幹周もそこそこありそうな樹であったのでついでに写真を撮っておいた。

   イチョウ    クスノキ
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