鏡野町
巨木探訪:巨木探訪:富村(8)
ここから北上して白賀渓谷に向かう。
渓谷の奥の方に「大阿曽のイタヤカエデ」という巨木があるはずなのだ。
資料には『白賀渓谷の大阿曽口より林道を約1km登った人工造林地のなかの道沿いにある』と記述されている。
しかしネットや本で地図を検索しても大阿曽口がどこなのかはわからない。
しかも資料に添付されている『富の杣の名木位置図』を見ると、相当山の奥の方のようである。
それでも県内にイタヤカエデの巨木は少なく(知っている限りでは他には加茂町の「五輪原のイタヤカエデ」しかない)、幹周4.4mということであるから、とりあえず行ってみるしかない。

2.5kmほど進むと左手に休憩所があり、渓谷の案内図が掲げられている。
案内図の傍らに鏡野町産業課が作成した『白賀渓谷エリアマップ』が張り付けられており、それを見るとマップの最上部に『大阿曽橋』があった。
ここが大阿曽口であろう。

                エリアマップ

さて、ここから道は渓谷沿いのダートコースになる。
ノーマルタイヤの軽四ではいささか心許ないが、ま、大丈夫だろうと登って行くと、1kmちょっと進んだところに『旭川源流の碑』が立っている。
この先、どういう道なのか不安になり、ここに車を置いて歩いて進むことにした。
250mほど登ると『林道大阿そう線起点』の標識発見。

  旭川源流の碑  標識


一番上へ次の頁へ