鏡野町
巨木探訪:富村(10)
県56まで戻って来て東に進み、目木川を渡ったところで左折して細い道に入る。
次の目的は以前も訪ねた「行政のフジキ」。
前回と同じく近くのコミュニティハウスに駐車。
4月末なので、もしかしたら花が咲き始めているかも、と思ったのだが、花はまだだった。
しかし、実はこの樹を再探訪したのには別の理由がある。
前回の訪問後に思い出したのだが、この樹には『幹に手を当てて願い事をすると叶えられる』という言い伝えがあるのだった。
それを思い出した時、今度行ったら必ず願い事をしよう、と心に決めていたのである。
私の願い事が何であるのか、それは秘密であるが、とりあえずこれで目的のひとつは果たすことができた。

                ムクノキ
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フジキの近くに「重定のクリ(3.3m)」という天然のクリの樹では村内一の老樹がある。
同じ道の山裾にあるということなので南に歩いて行くと、フジキから200mほどで左手の墓地の傍らに見つかった。
蔓が巻き付き(最近切ったらしい痕があったが)、かなりご老体の様相である。
しかし資料の写真も同じような様相なので、案外元気なのかもしれない。
クリのすぐ近くには「重定のカキ(2.2m)」がある。
こちらは巨木ではないが、かなりの老樹。
幹から枝にかけて大きな空洞が見られるが、こちらもたぶん大丈夫なのだろう。

   ムクノキ    ムクノキ
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