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訪問日
2010年
05月09日
使用車種
軽 四

備 考
特になし


参考になったHP



矢掛町
巨木探訪:矢掛町(7)
国486に戻りさらに西進。
次は2.5kmほど先の小田地区から県48に右折する。
3kmほど進んだところで県48から別れて第二星田池の方に進む道に入る。
200mほど進むと道が大きく右にカーブするのだが、このカーブの真ん中あたり右手に未舗装の道がある。
反対側は舗装された道で十字路になっているわけだが、ここの片隅に車を停めて未舗装の道を下りて行った。
この先に「宇内のナギの木」があるはずである。

5〜60mほど下ると左手に小さな祠が見えた。
どこで調べたのかは忘れたが、私のメモには『矢迫荒神』と書いてある。
これがそうなのであろう、と横から近づいてみると、真新しい祠には確かに『矢迫荒神』と書いてある。
大当たり、と思って周囲を見回したが、それらしい樹は目に入らない。
荒神様のある場所は墓地程度の広さしかないので、あれば見逃すはずはないのだが…と思いながら、数段しかない石段を下りたところ!!
下りたら元の道の続きに戻るのであるが、その道の下方の斜面に周囲の樹とは異質な樹を発見した。
藪の向こう3mほどの位置に立っているその樹は、古色蒼然として静謐に包まれている。
藪を掻き分け近づいてみると、その樹肌は間違うことなきナギであった。
地上から2mちょっとの枝の間になぜか地蔵仏が乗っかっているが、人手によるものか、樹が持ち上げたものか? 不思議な光景である。
主幹は裂けてしまっているが、樹勢は意外と良いようだ。
それにしても、この樹も町指定になっているはずなのであるが、樹下にはそれを示す物は何も無い。
おまけに周囲は藪で、しばらく手入れもされていない様子である。
『最近は誰も訪ねて来なくてねぇ。あなたが来るのをお待ちしていましたよ。』
私には、ナギの木が私を呼び寄せたように思えた。

  ナギ  ナギ
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