項  目

吉井町(1)

吉井町(2)

 

 

 

 






訪問日
2009年
7月26日
使用車種
普通車

備 考
特になし


参考になったHP



岡山市から東へ
巨木探訪:吉井町(1)
朝から雨であったが、昼前から少し雨が上がってきたようなので出かけることにした。
(天気予報では午後からの方が降雨率が高かったのだが…)
本日の予定は吉井町から柵原町なのであるが、さて、どこまで行けるやら。

岡山市から県道27号線を通って旧瀬戸町、山陽町、赤坂町を抜ける。
吉井町に入り、仁堀中で国道484号線に合流。
東進すればやがて国道374号線に合流するので左折して北上。
腹が減ってきたので道路沿いのコンビニでぶっかけそばと鮭のおにぎりを買い、そのまま駐車場で食す。

さて、ここから第一の目的地は近い。
まずは町指定天然記念物の「黒沢先谷のムクノキ」である。
1.5kmほど走って『中村橋』の信号を左折。
左手に川が流れているが、左折して二つ目の橋を渡った先の五座神社にその樹はあるらしい。
(参考資料:岡山の樹木−上巻)
神社まで道が通じているようであるが、行ってみたら車が通れないことはない、という広さであった。
橋を渡った正面に農業倉庫かなんだかの広い敷地があったので、これ幸い、とそこに車を停めた。
歩けばすぐの距離であったのだが…
行ってみたらそれらしき樹は見当たらない。
うーむ、またもや不発か!?
それにしても町指定がこんなにあっさりと消えるとは…?
(Yahoo地図では五座神社が『五社神社』と表記されている。地図の方が間違いである。)

ぐずぐずしていてもしょうがない。
先を急ぐ。
次は黒沢とは目と鼻の距離、周匝の諏訪神社である。
周匝の町並みに入り、中国銀行の角の信号を右折。
まっすぐ進むとすぐ目の前が諏訪神社である。
神社隣の周匝会館に車を停めた。

ここにはエノキ、クスノキ、イチョウの巨樹がある。
神社入り口のイチョウは幹周は十分なのだが樹高が低い。
切られたのか、折れたのか…
エノキ、クスノキは苔生して、いかにも神社、という雰囲気である。

  イチョウ  イチョウ
地図はこちらへ

ところで、神社のすぐそばに寺があり、ここにも立派なクスノキが生えていた。
蓮現寺という寺であるが、クスノキは幹周も十分。
寺の建物を覆うように枝が伸びている。
これはどこのデータにも記載されていなかったので拾い物である。

           イチョウ
地図はこちらへ


気を良くして374号線に戻る。
周匝橋を渡るとすぐに東詰めに信号があるが、信号の右手に樹が見える。
高下荒神社のエノキである。
走りざまに神社に通じる道を一瞥したが、もしかしたら普通車では狭いかも、と思い、一旦通り過ぎてUターン。
信号東側の路肩が広くなっているので(バス停のため)、そこの端に車を置いて歩いた。

歩いてみれば普通車でも入れないことはないし、神社横に車を停められないこともない。
が、やはり安全策を取った方がよかろう。(軽四はOK)

樹の根本には『名木百選』の杭がある。
さっそく写真に収めようとした途端…大粒の雨が降ってきた。
こりゃいかん、と早々に車に戻りしばし考える。

『この雨は通り雨なのかどうか?本降りだったら今日の予定は中止である。しばらく待ってみるか、それとも…』

しかし天気予報を信じるならば、午後からは本降りである。
本日の予定はあきらめ、帰宅することにした。

帰宅時間が早かったので、図書館に行って調べ事をすることにした。
かねてから懸案であったのだが、図書館に行けば各市町村の天然記念物指定樹木がわかろうというものである。
ということで、幸町のアイプラザを訪れた。

目的の本はすぐに見つかった。
1987年山陽新聞社刊の『岡山の巨樹』。
閲覧し、必要な部分をメモ。
巻末に「岡山県の巨樹(天然記念物)一覧表」というのがあったのでコピー。
ついでに『岡山県重要文化財総覧』という本の文化財一覧表の天然記念物(樹木)の項もコピーした。

結局、午後からはずっと雨の日であった。
久々に図書館で勉強なぞした気分になってしまった私であった。

後記:図書館から帰ってネットで調べていたら、どうも黒沢のムクノキは場所が違うのではないか、という疑いが出てきた。
次回、もう一度訪れてみる予定である。


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