吉野川流域を巡る
巨木探訪:吉野川流域を巡る:1日目(2)
「地蔵森のカゴノキ」
国438をさらに南に向かうと、河内集落の手前の左カーブの途中に案内板がある。
町天然記念物、樹齢600年、幹周5.15m(株立ちでは9.4m)、県下第1位、四国第3位。
主幹は朽ちかけているが全体的には樹勢は悪くない。
なかなか趣のある樹である。

  カゴノキ  カゴノキ
  カゴノキ  カゴノキ
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「葛籠のヒノキ」
国438が険しい山道になり始める最初のヘアピンカーブの頂点に当たる位置に案内板がある。
バスの転回場に車を置いて左手に林道を歩いて行くと、右手にヒノキが立っている。
町天然記念物、樹齢500年、幹周5.0m、県下最大のヒノキである。

   ヒノキ        ヒノキ
  ヒノキ  ヒノキ
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「桑平堂の大スギ」
ヒノキから先、道の勾配がキツくなってくるあたりに案内板がある。
徒歩でも行けるようだが車を停める場所がないので、そのまま表示に従って1.2km車で行くことにした。
『第一ヘアピン』を過ぎて500mほど登ると左手に下るコンクリート舗装路があり、下りきった所に駐車場がある。
眼前にすっくと立っている大スギは町天然記念物、樹齢500年、幹周8.0m。

           スギ
   スギ     スギ
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「桑平のトチノキ」
大スギから100mほど下方の斜面に立っている。
傍らにあるのは『とちの木大師』。
苔むした幹が印象的な樹。
県天然記念物、樹齢500年、幹周8.5m、もちろん県下最大である。

                トチノキ
   トチノキ    トチノキ
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ここからは国438を国192まで引き返す。
復路で確認すると、大スギから国192までの距離は27km、所要時間は45分であった。
コンビニで弁当を購入して昼食を取る。
時刻はちょうど午後2時、意外に時間を食ってしまった。

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