矢掛町
続古寺巡礼その10 観照寺
2月28日、梅を見に矢掛町の観照寺を訪問。(写真3)
この寺は鎌倉時代の正和元年(1312)の建立と言われていて、本尊の大日如来は平安末期か鎌倉期の作と言われているので、寺が建立されたと言われる時期と整合している。
この寺が鎌倉時代からあることは間違いないようである。
ここには樹齢200年と言われる臥龍梅と言う有名な梅がある。
その他にも多くの梅があり、まさに梅の寺と言えよう。
(写真1)は寺の全景であるが、寺の外も梅の盛りでとても華やかである。
目当ての臥龍梅は本堂の手前にある。(写真2)
少し人為的に枝を捻じ曲げた感もあるが、風格があって堂々としている。
ちょっと面白いのが客殿の窓ガラスで、大きな板ガラスがよく見れば歪みがある。
現在のガラスではこのようなことはなく、かなり昔のものと思われる。
写真ではわかりにくいが、(写真3)がその窓ガラスと臥龍梅である。
私が気に入った梅は山門の横にあったもので、こちらは梅らしくなくすっきりと幹が伸びていて気持ちがいい。(写真4)

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