岡山市
続古寺巡礼その13 日応寺
3月14日、日応寺を訪問。
この寺を訪れるのは大学の時以来で30年ぶりである。
昔の印象は、草深い山の中の寺で、本堂の茅葺きの屋根がいかにも山寺という感じだった。
その頃は観光寺院しか知らなかったので、茅葺きはちょっとした驚きだった。
今回訪れてみると、近くに空港が出来たため道がきれいに整備されていて、何だか街中の寺のようである。
本堂の屋根も金属製となっていて残念である。
しかし、改めて訪れると、昔の鄙びた山寺の印象とは違って、なかなか堂々たるものである。
山門は1間1戸の楼門。(写真1)
本堂は立派な建物で、相当大きな入母屋の屋根である。(写真2)(写真3)
本当にこの屋根が茅葺きだったのか、自分の記憶に自信がない。
他に日蓮宗の寺によくある番神堂があって、これは江戸時代初期の建物で今でも茅葺きである。(写真4)

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