奈良県桜井市
続古寺巡礼その23 長谷寺
室生寺に続いては牡丹の長谷寺。
参道は商店も多く、たいへん賑わっている。
この寺は全国に末寺約三千、 檀信徒は約三百万人と言われていて、ゴールデンウィークでなくても参詣の人が多いようである。
また、この寺は四季折々の花が美しいことで有名で、その中でもこの季節に咲く牡丹が圧巻と言える。
山門から本堂までは登廊(のぼりろう)という回廊があって、それもこの寺の見どころのひとつであり、両脇の数多くの牡丹の花を楽しみながら登っていく。(写真1)
本堂は江戸時代初期に建てられた懸造りの巨大な建物で、国宝となっている。(写真2)
本尊は大仏と言ってもよい、10メートル以上の高さがある十一面観音である。
本堂の舞台からは初夏の風景が美しい。(写真3)
本当に、やまとは国のまほろばと思う。
本堂から本坊のあたりに下りてくると、ここも牡丹が見事である。(写真4)
遠くに見えるのが本堂である。
牡丹は今がまさに見ごろであり、本当にいいときに来た。

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