総社市
続古寺巡礼その35 大覚寺
7月4日、吉備寺に行こうと思い、途中総社市清音のアジサイロードを見に寄ると、山の方になかなかの風情の寺が見えたので早速訪問する。
この寺は大覚寺と言い、備前法華の祖と言われる日蓮宗の大覚大僧正の開基と伝えられ、本堂には大僧正の自筆を刻銘したとされる題目石があるらしい。
長い間廃寺となっていたようだが、明治になって再興された。
山の斜面に石垣を築いて、本堂まで石段を登っていくのだが、この石垣と石段の連なる様がなかなか美しい。(写真1)(写真2)
本堂は石段を登った最上部にあり、入母屋造りの一般的な建物のようである。(写真3)
しかし、裏の道を登って上から見ると、本堂の奥にもう一棟の建物があり、神社の本殿と拝殿のような配置になっている。(写真4)
ただ、この2つの建物の役割はよくわからない。
題目石と本尊をそれぞれ祭っているのであろうか。

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