１２月２９日、前日に所用で東京に行ったので、久しぶりに鎌倉を訪れることにした。
鎌倉の大仏を見たことがないので見たいと思う。
鎌倉駅から江ノ電に乗り長谷駅で降りる。
大仏を見る前に、駅名となっている長谷寺から望む景色がきれいだということを聞いたことがあるので、そこへ行ってみる。
山門の前に椨（たぶ）の老木があり、なかなか雰囲気がいい。（写真１）
少し石段を登ったところに巨大な本堂があるが、これは鉄筋コンクリートの建物で味気ない。（写真２）
本堂の近くに見晴らし台があり、ここから鎌倉の町と相模の海が一望でき、なるほど景色がいい。（写真３）
この寺でちょっと面白いのが弁天窟という洞窟である。（写真４）
洞窟の壁面に弁財天と十六童子の石像が並んでいる。
まさか洞窟の壁面を掘り出したものとは思えず、外から持ち込んだものと思うが、調べてみてもよくわからない。
このようなものを見るのは初めてで興味深いものがあるが、ちょっと気味が悪くて居心地が悪いので早々に退散した。