米子市
続古寺巡礼その91 福厳院
8月28日、米子市の寺町へ行く。
米子築城の際に城下の各地から移転させたもので、城下町に寺町があるのはよくあることだが、9つの寺が道の片側に一列に並んでいるのはなかなか珍しい光景である。(写真1)
ただ街中の寺は一つひとつの個性があまりないので、その中のいくつかに絞って紹介しよう。
まずは一番東にある福厳院。
福厳院は次に紹介する瑞仙寺の末寺で、元は日野町にあったものを延宝2年(1674)に寺町に移されたとのことである。
山門は四脚門。(写真2)
本堂は入母屋造りで、石州瓦葺き。(写真3)
本堂の横にはサルスベリとしてはかなり大きな木があり、きれいに咲いていた。(写真4)


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