参考文献関連
たまには図書館へ
作日は朝から天気が悪く、とてもじゃないが樹行の気分ではなかった。
事実、午後からは雨も降り出した。
加茂町と阿波村の樹行の下調べを済ませ、ふと思いついたのが図書館。
先日から幸町図書館には2度足を運んだが、目的の『岡山の巨樹』は貸出されたまま。
そこで今回は中央図書館に行ってみることにした。

中央図書館は初めてである。
駐車場に入ろうとすると前に3台も車が待っている。
利用者が多いのだなぁ、と思いながら、他にも3ヶ所駐車場はあるのだが小雨が降っているのでそのまま待つことに。
しかし駐車場には案外早く入ることができた。

中に入ってパソコンで検索すると、『岡山の巨樹』は運良く貸出されていない。
ちなみにここでは他の図書館の貸出状況もわかるのだが、幸町はやはり貸出になっていた。
(同好の士でもいるのだろうか?)
同時に検索画面に出てきたのは、かつて岡山県緑化推進委員会が作った幻の『岡山の巨樹巨木老樹』の本。
こちらは禁帯出なのであるが、資料として2階で閲覧できるようである。
(実際の書籍名は『樹樹のかがやき』である。)
これは是非とも閲覧せねば!

さて、まずは『岡山の巨樹』を探したが郷土関係の本棚にはなく、入口近くの岡山コーナーにもない。
そんなはずはないのだが…?
係員に聞こうかとも思ったが、とりあえず2階に向かう。
ここには他にも山陽新聞の過去の巨木探訪シリーズ記事のスクラップが2冊あった。
思わぬ収穫である。
『樹樹のかがやき』には、今まで所在地の不明だった樹が10本ばかし載せられている。
私のメモには多数の樹が記されているが、調べていくうちに情報源がどこだったかわからなくなった樹も多い。
スクラップも併せてそれらのうちの半分くらいが判明したことは非常に嬉しい。

『樹樹のかがやき』の必要なページのコピーを取り、スクラップの方は必要なところだけメモ書き。
そしてもう一度1階で『巨樹』を探したのだが…ここでふと思いついたのは『巨樹』は山陽新聞サンブックスだったのだ。
頭の中で何となく一回り小さいサイズと思っていたので見当たらなかったのである。
岡山コーナーにもう一度行き、サンブックスシリーズを確認すると…『巨樹』はそこにあった。
           『岡山の巨樹』
やっとゲットできたぜ!
嬉しさにほくほく。
収穫の多い日であった。
たまにはこうやって資料を漁るのも良いものである。

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