連休の頃からはまっていることがある。

巨樹・巨木の探訪。


始まりは新聞で「奥迫川の山桜」の記事を見たことから。
時期を迎えて地元の有志が道を整備しているという記事だった。

岡山で有名なのは「醍醐桜」である。
見たことはないが名前は知っている。
それと同じように有名な桜があったんだ、と思った。

場所は灘崎町。
ずっと前から休日のドライブが好きな私は、しょっちゅう渋川に行っている。
その行程のちょっと向こうにある桜のことを知った。

そこでネットで検索してみた。

すると…
「奥迫川の山桜」以外にも有名な巨木がいっぱいあることがわかった。

ふ〜む、いろいろあるんだなぁ…

その中で渋川の近くにある倉敷市指定天然記念物の「田の口荒神のクスノキ」に目が止まった。
田の口にはかつての知り合いがいたので、それもあって興を引かれたのである。
一度寄ってみるか…と。



4月29日、現地に行ってみた。
そして、正直、驚いた。
そのクスノキの立派さもさることながら、樹齢700年にもなるこの樹はその下で遊ぶ子供たちを見てきたんだなぁ、と思った。
（クスノキの樹下は小さな公園である）
樹下で遊ぶ知り合いの幼い頃の姿が目に浮かんだのである。

 

　 　　　　　　　　
それからはまってしまった。

樹はいろんなことを見てきた。 語らずともいろんなことを知っている。

そういう想いが浮かんで、もっと巨樹巨木、古木に会いたいと思ったのである。

それから再度、ネットで調べると…いやぁ、好きな人はいるもんだ。

それらのサイト、環境庁のデータ、各市町村の天然記念物、などを調べまくって巨樹・巨木・古木・名木のリストを作り始めた。

やり始めるとこれが結構楽しい。
現地に赴くことに想いを馳せるのであるが、まるで宝探しのようである。
詳細はまたぼちぼちと書いていこうと思うが。
とりあえず初めて会った巨木を紹介しておく。