高梁市
巨木探訪:高梁市(補)
巨木探訪、今回も阿新方面である。
阿新方面は遠いうえに何と言っても面積が広い。
少しでも終わらせておこうと思った次第である。
ルートは例によって県78→国484でまず高梁市へ。
さて、ここからどのルートを選ぶべきか?

最も分かりやすい道を選ぶならば、国180→国182で新見市・神郷町経由、あるいは国313→県33→県50で備中町・哲多町経由が常道である。
しかし上記のルートはどちらも遠回りであり、哲西町に辿り着くだけでも時間がかかる。
もっと直線的で効率の良いルートはないものか…?
そこで地図を眺めていて目に付いたのが『備中中部広域農道(かぐら街道)』である。
備中町までの距離は国313を進むのと大差無いように思えるが、とりあえず信号は無いであろうから時間の短縮が可能と思えた。
そして備中町からはどうするか、というと、以前探訪した天神山から先に『ふるさと農道』が続いているので、これを利用すれば最終的に県313経由で哲西町に至ることができる。
このルートに決定した。

国484で高梁市に出てから高梁大橋を渡り県302に入ったが、この道は意外と曲者である。
勾配がキツく、曲がりくねっており、しかも結構狭い。
おまけに途中で崩落個所があり、くわばらくわばら、というような道である。
山頂近くのパインツリーゴルフクラブあたりになると道も広くなるが、生活道路としては落合町から上った方が楽なのではなかろうか。
ちなみにこの山頂あたりは、昔『きびの郷ワンダーランド』があった場所である。
25年前に一度行ったことがあるが、その時もずいぶん遠いと思ったものだ。
ここにもう一度来ようとは思ってもみなかったが…。

さて、道も広くなって一安心。
快調に進んでいると左手にポツンと立っている巨木があった。
資料には載っていないが、とりあえず見逃すわけにはいくまい。
車を停めて立ち寄ってみたが、これが意外と立派なムクノキであった。
墓所の傍らに立っているのであるが、幹周4mくらいはありそうである。
すぐ近くに『宮の前』というバス停があったので『神原宮の前のムクノキ』と命名。
思わぬ拾い物である。

                ムクノキ
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                    哲西町(1)へ続く

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