たつの市+α(3)
巨木探訪:たつの市+α(3)
再度、県154を北上。
5kmほど先の大沢地区にある五社神社にシラカシの巨木があるはずなのだ。
注意しつつも調子に乗ってすっ飛ばしていたら、いつの間にか民家が途切れ山中になってしまった。
おっと、いけない・・・これは遣り過ごしてしまった。
急ぎつつ注意深く引き返すと案内板が目に止まった。
           案内板

表示に従って脇道に進むと、神社発見。
さてさて、と境内に入っていくと、そこで目にしたものは・・・
落雷に遭ったらしく、無残にも焼け焦げて倒壊した樹の姿であった。
状況から見るに、おそらく最近のことであろう。
こればかりはどうしようもない・・・合掌。

「五社神社のシラカシ」
樹齢不明、幹周4.7m。

 シラカシ シラカシ
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ちなみに、宍粟市では2008年に千種町鷹巣八幡神社の大スギ(樹齢500年)も落雷に遭い、倒壊の危険から伐採されている。
そう言えば何度かに渡って兵庫県を探訪しているが、どうも夕立に遭うことが多い。(この日も途中で小雨に遭った。)
天候の不安定な地域なのだろうか・・・?

五社神社を後に、県154を一気に駆け抜ける。
下りた先は千種町千種、ここで国429に合流し、少し東に向かうと右手に二宮神社がある。

「二宮神社の夫婦イチョウ・大スギ」
どちらも市天然記念物。
夫婦イチョウは境内に入ってすぐの右手に立っている。
樹齢・幹周ともに不明(調べたがわからなかった)であるが、それにしても・・・はっきり言ってショボい。
幹周は3mにもならないだろう。
言っちゃあ悪いが、ただの2幹のイチョウを「夫婦イチョウ」と呼んでいるだけのこと、これくらいのレベルならば他にいくらでもあるように思える。
大スギの方は境内に入ってまっすぐ進んだ岩野辺川の畔に立っている。
こちらは幹周4.0mで巨木なのだが、根元から真っ直ぐに立ち上がっており、あまり面白味のある姿ではない。
境内には他に巨木ではないが根元の形が良いスギもあり、私的にはやはりこういう樹の方が見ていて楽しい。

   イチョウ    イチョウ

   スギ    スギ

                スギ
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