倉敷市および周辺(10)
巨木探訪:倉敷市および周辺(10)
「不洗観音寺の影向の松」

           松
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不洗観音寺は有名であるから、あえて道順の説明は省略させていただく。
影向(ようごう)とは仏様が何かの形に姿を変えてこの世に現れることである。
中央の主幹が仏、枝の広がり振りを救済の手を差し伸べていることに見立ててこの名がついた。
形としては本性院の「雨傘の松」、法厳寺の「鳳凰の松」と基本的に同じである。
枝張り周囲60m(直径20m弱)もほぼ同じ。
なぜ倉敷市にこのような松が3本もあるのかは定かでない。

「粒江幼稚園のクスノキ」

           クスノキ
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以前紹介した「岩椿神社のクスノキ」に行く時と同じく、国道2号線バイパスから県道22号線に入り南下する。
直線道路を2kmちょっと進んだ『粒江小東』の交差点を右折し(県道275号線)、小学校を過ぎたところで左折。
そのまま直進して坂道を登れば右手に幼稚園がある。
幼稚園の少し上の左手のスペースに車を停めることができる。
日曜日なので門は閉まっていたが乙島幼稚園と違って警備がかかっていないので無断侵入。
ここのクスノキは根がフェンスを巻き込み外にまではみ出している。
フェンスがいつ作られたものかは知らないが、クスノキの成長の証を見て取ることができる。

「水江大師堂(高梁川西岸)のクスノキ」

           クスノキ
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以前紹介した「古水江大師堂(高梁川東岸)のクスノキ」と対になっているクスノキ。
国道486号線で、清音村と真備町を結ぶ川辺橋を渡ってすぐの信号を左折し(県道279号線)道なりに進む。
4kmほど行ったところで山陽自動車道の高架下をくぐり、その先で左手にある道に入る。
200mほど先でT字になっているので右折し、そのまま進めば右手に『水江の渡し』の渡船場がある。
クスノキは道を挟んで反対側の山裾にある。
正面から見るとかなりの枝張りであるが、横から見ると山の斜面側にはあまり枝は伸びていない。
(実は地図を読み違え、高架下からもうちょっと先の路側に駐車をして川原を500mほど歩いてたどり着いたのだった。いい運動になった。)


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